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フランスの道路事情について一言

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※ フランス人の運転マナーについて
 
実際に道路を走ってみてかなり誤解があるように感じました。
インターネットでは恐怖の”右優先”などと書かれていますが、そんなことはないようです。

ロータリー(ラウンドアバウト)もパリ市内を除けば流入側には停止線か、信号があり内部優先でした。
パリ市内でも凱旋門上から見ている限り無茶にロータリーに進入している車は見かけず、渋滞しているときは交通警官が整理をしていました。

特に恐怖を感じることはありませんでした。

『恐怖の右優先』は少し誇張しすぎです。(私・関西人の運転マナーがノーマルとしてですが・・・。)
私は関西人としてはかなりおとなしい運転を心がけています。

名神高速の方がかなり荒い運転をする人の方が多いように感じました。
その点からもフランス人の運転は至極まともです。
一般道でも100kmで走行する、これは旅行書の通りだった。
しかも信号もないし、町もほとんどない、危険な感じはまったくしない。
それほど心配はない。

ゆっくり走りたい時は路側によけて後続車に道をゆずればよく、1車線では追い越し部分で少し減速して後続車に合図してやればよいし。
日本のようにまず警笛を鳴らす車はいない。

高速では130Km/hで走っている当方の車を軽く追い抜いていく車が何台かあったが、この程度なら名神で走っているのと対して変わりはない。
(ただし速度はだいぶ違うが・・・)

追い越しの車はウインカーを出し、すぐに走行車線にもどる車がほとんどでかなりマナーはよい。
日本のようにいつまでも追い越し車線を走っている車は少ない。

しかし、これもパリに近づき交通量が多くなると追い越し車線を走らざるをえなくなる。
これはどこの国でも同じ状況だろう。
 
※信 号 
信号がすべて道路の端に立っているので停車すると信号が見えない。
そのために補助信号が付いている。


かなり見づらいがこれが欧州流なので仕方がない。
日本ではすべて前の上にあるので非常に見やすい。


黄色の点滅はそのまま進行してよい。
日本では赤になる準備信号なので少し、変な感じがする。
 
※高速道路
 高速は有料と無料があり、地図で黄色の線が入った赤で距離が赤色が有料とのことであった。
高速の料金支払いはカード専用のブースがあり、現金支払いはじゃまくさいのでそれを2、3回利用した。

通常支払いのブースも利用したが、日本と大差ない。
カードを利用すれば通過は簡単。
ただし、ブースの表示が少し違うので最初はとまどった。

自動支払いのブースでカードを逆に差し込んだのでゲートが上がらなかった。
2〜3回やって初めて気が付いた。
領収書が必要な場合は下のボタンを押すようになっている。
高速料金は忘れたが日本よりかなり安い。 
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