ドロミテ
 ドロミーティ (Dolomiti) は、イタリアの東アルプスに属する山群で、北はリエンツァ川から西はイザルコ川とアディジェ川南はブレンタ川東はピアーヴェ川に囲まれた範囲である。ドロミテとも表記される。
 アディジェ川の北側のドロミーティ・ディ・ブレンタもドロミーティの一部とされている。
ドロミーティの名は、この山々で非常に豊富な鉱物である苦灰石 (ドロマイト) が主成分であるカルシウム質の岩石の苦灰岩を発見した地質学者ドロミュー (Dieudonne Guy-Silvain-Tancrede-Gratet de Dolomieu) から取られた。他のカルシウム質の地域とは反対にドロミーティには石灰岩の侵食現象による洞窟など実際には存在しない。
 イタリア語ではモンティ・パッリディ (Monti Pallidi、青白い山々) とも呼ばれる。また日本語では、ドロミティ、ドロミテ、ドロミチなどとも表記され、-アルプス、-山脈、-山塊が末尾につけられる事も多い。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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