ドバイ
 ドバイ(アラビア語: Dubayy、英語: Dubai)は、アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ。また、ドバイ首長国の首都としてアラビア半島のペルシア湾の沿岸に位置する都市。
【地理】
 中東地域のほぼ中央、ペルシア湾に面した平坦な砂漠の地にあり、面積はアラブ首長国連邦の構成7首長国中第2位にあたる約3,885km2。北でシャルジャ首長国に、南でアブダビ首長国に、東で国境を隔ててオマーン国に接する。
 街は東西に流れる運河を軸として大きく2つに分かたれる。『ホール・ドバイ』というこの川を軸として、北側を『ディラ』といい、南側を『バールドバイ』という
【気候】
 亜熱帯気候にして夏冬の二季。夏季には、気温が50℃を超えることもあり、しばしば100%の湿度を観測する。砂漠地帯に対して抱かれがちな『常夏の国』の印象と裏腹に、年のおおよそ11月から3月にあたる冬季にはしばしば肌寒くもなる。また、冬季は砂嵐が発生することもある。なお、ケッペンの気候区分では砂漠気候に相当する
【人口】
 ドバイの住民の多くを占める南アジア人労働者たちは、建設業を主に数多の業種に携わる。1980年の時点でわずか28万人足らずだった総人口は、その後15年間のうちにおよそ2.5倍に膨れ上がり、1995年におよそ70万人、2007年初頭にはおよそ120万人となっている。一方、人口の約半数が低賃金で働くインドやバングラデシュなどから来た出稼ぎ労働者である。
年度1975年1980年1985年1990年
人口 183,000276,000 419,000 559,000


ドバイ国際空港
 エミレーツ航空の拠点であり、経済成長著しいドバイの玄関口として世界各地と結ばれている。15kmほど離れた所にシャールジャ国際空港があり、40km離れたところにドバイ・ワールド・セントラル国際空港を建設中である。
 日本からはエミレーツ航空(日本航空とのコードシェア便)が、関西国際空港と中部国際空港の間に定期就航している(どちらとも2008年12月現在、7便/週。2009年3月31日で中部空港線廃止)。なお2010年からはエミレーツ航空が週5便で成田国際空港 へ就航する予定である。 日本と中東はもとより、アフリカ大陸・南アメリカ大陸を直線的に結ぶ事で、空路での移動輸送時間が大幅に短縮された。

ターミナルは2005年現在3つ。42億ドルを投じた第3ターミナルはエミレーツ航空専用である。
・エミレーツ航空利用で、なおかつこの空港での乗継ぎ時間が4時間以上あいている場合に限り、無料で飲食可能なレストランがある。「Safar Restaurant(有料のビュッフェレストラン)」の左隣に入口があって、そこで搭乗券を見せると、乗継ぎ間隔が4時間以上あることをチェックされた上で、ビュッフェのバウチャーを発行してくれる。ただし午前3時台からの1 - 2時間は、ディナーと朝食の切替のため閉まることがある。アルコールは有料。
・空港内の時計のほとんどが、ロレックス製。
空港内全域で無料無線LANが使用可能だが、場所によって通信速度・電波状態には差がある。
・サムスン社巨大液晶テレビが設置されている。
・ネットコーナーは10台ほどの端末がある。

・24時間空港であるためか、通路脇に寝転ぶ人が多い。毛布持込で寝転んでいる人もいる。
・空港のキャパシティとしては完全にパンク状態にある。時間帯によっては出発便を示すモニターも画面の全てが「Last Call」で埋まる(=便数に画面が追いつかず、どこのゲートで待てばいいのか分からない状態)状態があり、旅客需要の拡大を予測できなかった設計の不手際が露呈している。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』