トレ・チーメ ディ・ラヴァレード(Tre Cime di Lavaredo)

Drei Zinnen / Tre Cime di Lavaredo
引用:フリー百科事典『英語版ウィキペディア(Wikipedia)』
 ドライ・チンネン( Drei Zinnen)、ドイツ語で”3つの峰”という意味、またイタリア語ではトレ・チーメ ディ・ラヴァレード(Tre Cime di Lavaredo)と呼ばれ、 北イタリアのセクステン・ドロミテにある。おそらく、アルプス山脈でもっともよく知られているもののひとつであろう。東から西への3つの峰はクライネ・チンネ(チマ・ピッコラ):小峰、グローセ・チンネ(チマ・グランデ):大峰、ベストリッヘ・チンネ(チマ・オベスト):西峰として知られている。
 ドロミア・プリンシパーレ(ハウプト・ドロミト)で形成される苦灰岩(くかいがん、dolostone)で覆われている。苦灰岩はその他の多くのドロミテと同様に地質年代のカーニアン期からレート期に形成されたものである。
 1919年まで峰はイタリアとオーストリアの国境であった。現在はボルツアーノ・ボーゼン県とベルーノ県の境界になっており、ドイツ語圏とイタリア語圏の境界でもある。これらの峰のうち最大のものは高さは2999mで、もっとも小さな峰2857mと西側の峰2973mの間に立っている。
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(※参考:苦灰岩(くかいがん、dolostone)は白雲岩とも言い、ドロマイトと方解石の集合した岩石である。)

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