2004年12月12日 猫の喫茶店
先日の10Chの『ほんわかテレビ』でも紹介されていた猫のいる喫茶店が日経新聞にも紹介されていました。うちの猫では愛想が悪くて仕事は務まらないないだろうな・・・・
カフェ『猫の時間』
  『みなみらんぼうのスローライフ』より 日経新聞2004.12.12朝刊

 新しい試みの店なのに、とてもスローな時間が流れている空間がる。大阪市北区扇町、関西テレビの前にあるカフェ「猫の時間」は、その名の通りネコの住むカフェである。たとば、たくさんのネコを飼っている家に遊びに行ったような、何のバリアーもない部屋にネコがいる。

 ネコの数は現在十三匹。メインクーンやノルウェージャン・フォレスト、アメリカン・ショートヘアなどの外国品種。これらの美しいネコたちは、登り木に挙って遊んだり、人間が座るべきソファを独占して寝そべっていたり、客にじゃれたりしている。

 客は若い男性が一人で来ていたり、アベックだったり、ネコ好きの中高年だったりと多様である。特徴としては、客が書き込んだインターネットを見て訪れる客が多いということ。僕も「猫の時間」で検索してみたら、「しよつばなから、この店、当たりやと思った」などと書かれている。ネコ好きの心にヒットするものがあったのだろう。こんなわけで、日経新聞夕刊などマスコミが取り上げ、今や情報紙やテレビの取材まで入るようになり、「休日などはちょっと待ってもらってます」 (吉田陽子店長)といった盛況ぶりなのだ。

 料金はドリンク付きで一時間六百円。時間になると、客はお気に入りのネコに「また来るからね、元気にしててね」などと声をかけて帰っていく。あるいは、常連客が「これがこの子の三カ月前の写真や」などと言って、初めての若い客に、ケータイの写真を見せたりし、客同士のネコ談義になったりする。こうしたアットホーム感覚もネコの力?だろう。

 店長は「ネコを飼いたくても飼えない人が遊びに来てくれればいいな、と思って始めたんですけど」というが、なんとも不思議でホッとするような、人間とネコの進化した形の共生空間だ。

 営業時間は午前十一時から、ラストオーダーが午後六時三十分。意外に短いように思うが、ネコも疲れる。あとは「猫の時間」にしてくれ、とネコが言ったかどうか・・・.。

2004.12.12
これは私のうちのバニラです。
愛想のないうちの猫ですが夜間は布団の上にやってきて一緒に寝ています。