2010年8月1日 今夏、初の蝉ゲット
7月後半になり、突然朝5時頃から蝉の大合唱。
バニラが早朝からベランダに出たがってガラス戸の前に座り込んでいる。
戸を開けてやるとベランダへ飛び出てじっと蝉の来るのを待ち構えている。
今日、やっと蝉を一匹ゲット、部屋の中に持ち込んで遊んでいる。
妻は大の昆虫嫌い、バニラのやりたい放題。
夜帰って見たら、蝉は瀕死状態、羽が一本はずれていた。
今年は何匹ゲットできるか・・・

蝉を求めて待機中

遊ぶのに飽きて、寝っ転がって遊んでいます。
−夜の運動会−大阪府府医ニュース 第2541号より
若い猫はとにかく、すばしっこい。帰宅の際、 注意深く開けた扉の一瞬の隙をとらえて、弾丸のように外に飛び出すや、焦げ茶色の塊は、あっという闇に夜闇に溶けてしまった。
 とっぷり日も暮れ、疲れた重い足取りで帰宅したというのに(お腹も空いているのに)。「さあ、これからは自分達の番だと言わんばかりに興奮する残りの猫たちをリビングへ追いやり、やれやれと、スニーカーに履き替え、懐中電灯と猫じゃらし、鰹節の袋を携えて逃亡者の後を追うことになった。
 猫は坂道を登り、近くの公園に向かう。距離があくと、歩みを緩め、誘うように戻ってくるし、追っ手が近付くとみるや、一目散に駆け上る。
すぐには公園に入らず、上り坂周辺を何度も行き来し、マリンバのように住宅街の飼い犬たちを順番に吠えさせる。
 汗だくで息を切らせながら、ヒソヒソ声で猫の名を呼び、後を追うのだが、われながら情けなく、滑稽だ。
とうとう、私がベンチに座り込んでしまうと、闇の中から足元に戻ってきて、鰹節を催促する。
 この間、約三十分。最後は、私に抱っこされて玄関をまたいだ。
 「全く、いい大人が何をやっているのだっ?」
 『いやいや、これはね、肥満気味のあなたにとっても、効果的な健康法なのですよ』と、猫がささやいた。

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