2011年10月6日 今日はバニラの健康診断 |
今年もバニラの健康診断の日です。 動物病院に受診。 また、年1回の鳴き声を聞く日になりました。(家では鳴き声をほとんど聞きません) 今回は少し異常を指摘されました。 1ヶ月ほど前、首筋に小さな3mmくらいのいぼのようなものに気づきました。 先生が針生検し、肥満細胞種との診断でした。 妻はそれを聞いたときはバニラが肥満でそんな病気になるのかと思ったそうだ。 説明を聞いて納得したようだ。 肥満細胞と聞いてあのアレルギーの原因になる細胞(内部にたくさんのヒスタミンの顆粒がある)? ネコでは全腫瘍の15%くらいを占めることが成書に書いてあった。 幸い、バニラの場合多発しているわけではないので放置してもいいのだが、薬を処方しておくので飲ませるようにとの指示だった。 いっしょに行かなかったので薬がなにか分からないがどうも抗がん剤ではなく、ステロイド剤のようだ。 |
白血球の分類 肥満細胞の中にある顆粒にヒスタミンが含まれている 最近では好塩基球と肥満細胞(マスト細胞)は別系統ではないかと言われている。 |
アレルギーの原因は肥満細胞にあるヒスタミンなどの化学伝達物質が原因。 人間のアレルギーでは血液中には好酸球は増加するが肥満細胞が増加することはほとんどない。??? アレルギーでは肥満細胞は皮下組織などには増加しているが血液中にはほとんど出て行かないかららしい。 ステロイドがアレルギーを抑えることが分かっているがその機序がいまいちよく分かっていない。 イヌ・ネコの肥満細胞種ではステロイドで退縮効果があるようだ。 |
病気を指摘されたが元気なようです。 今日はどういうつもりか押し入れから出てきて椅子の上で横になっています。 本当に気まぐれです。 |