RFPによるステロイド治療抵抗性
medicina 1180-1181、22(7)、1985
RFP投与でステロイドの血漿半減期が短縮し、代謝が亢進がみられる。
RFPの肝ミクロゾーム酵素誘導作用でPSL代謝が促進される。
代謝亢進の程度はデキサメタゾン、PSL、コルチゾールの順で減弱する。
減弱作用はRFP中止後2週間くらい続く。

日本臨床219−、52(3)、1994
グルココルチコイドの代謝経路のひとつに6β水酸化がある。この経路を触媒する酵素は肝ミクロソームに存在する。この酵素はRFPにより強く誘導される。

RFPとの相互作用によりステロイドでコントロール不良になったSLE患者
薬局86−91,50(10)、1999

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