透析患者に結核発生が多いのか? 血液透析患者における結核発病の現状 結核77(2):51-59,2002 佐々木結花、山岸文雄(国立療養所千葉東病院)、森 享(結核予防会研究所) |
−必要部分だけ抜粋− ・1981年報告 一般人口と比し男性11.9倍、女性23.4倍 (特に肺外結核で男性54倍、女性98倍) ・1990年報告 一般人口に比し男性6.4倍、女性12.4倍 ・2002年報告:平成8年(1998)のアンケート調査結果 一般人口と比し男性1.55倍、女性2.79倍、肺外結核で男性13.45倍、女性13.07倍 透析患者総数の増加とハイリスクの糖尿病性腎症、高齢者の透析患者の増加を考慮すると肺外結核を除くとそれほど多いことはないのではないか。 肺外結核は多い傾向は変わらない。 問題なのは届出せず治療している症例がかなりあること。(届出率43.8%) |
全文については『結核』を参照してください。 |