大阪・関西万博2025において、
台湾は国際博覧会を統括するBIE(博覧会国際事務局)に加盟していないため、
正式な国家パビリオンとしては参加していません。
しかし、台湾の外郭団体が出資する日本法人「玉山デジタルテック」が民間企業として出展しており、
そのパビリオンが「TECH WORLD(テックワールド)」です。
TECH WORLDが“台湾館”とされる理由
- 設計コンセプトは台湾最高峰「玉山」:建物の外観は「心の山」と呼ばれ、玉山をモチーフにしています。
- 展示内容が台湾文化・技術に特化:
- 台湾の自然、芸術、テクノロジーをテーマにした体験型展示
- 胡蝶蘭や台湾画家の技法をAIで再現したアートギャラリー
- 台湾の半導体技術やスマートテクノロジーの紹介
- 台湾茶や雑貨などのお土産も充実:- 出口には台湾のライフスタイルブランド「神農生活」のショップも併設。
- 館内では「台湾」という言葉は使われていないが、展示や演出は明らかに台湾を意識したもの
:SNSでも「TW=Taiwanでは?」と話題に。
国際情勢への配慮
- 台湾が「台湾」と名乗れない事情から、日本ゾーン(大屋根リングの外側)に位置しており、
海外パビリオンとは異なる配置になっています。
- 日本政府から「民間企業の出展であることを明確にしてほしい」と
要請があったことも報じられています。
つまり、TECH WORLDは公式には台湾館とは呼ばれていませんが、
展示内容・設計・運営の背景すべてが台湾に由来しており、
実質的な台湾パビリオンとして認識されています。 |