結核を治療しないとどうなるのか?
結核医療の基準とその解説より
 Grzybowskiらの研究
(1)治療しない菌陽性結核患者の場合
@約50%が5年以内には死亡する
A25%は慢性排菌例となる
B25%は菌陰性となる

(2)不十分な治療した場合
@10〜13%は数年以内に死亡する
A約25%は慢性排菌例となる
B約60〜65%は菌陰性となる

不適切な治療は化学療法を行わない結核愚者と同じ頻度で慢性排菌例をつくってしまう。不十分な治療は治療しないより悪い結果を生んでいる。
私見)結核にかかってもすべての人が死亡するわけではない。戦前、戦直後の薬のない時代でも治っていく人があったのがそれを物語っているのか?
しかし結核の薬は消化剤とは違う、のんだり、やめたりするのは危険ということか・・・

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