新しい結核菌薬剤感受性試験結果記載法 「新結核菌検査指針」2000 日本結核病学会 抗酸菌検査法検討委員会編 財団法人 結核予防会発行 2000年5月刊 |
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対照培地と比較して従来は,1薬剤2濃度であったが,新指針では,INHを除き1薬剤1濃度となった。 間接法では10,000倍希釈菌液(直接法では100倍希釈)接種対照培地のコロニー数と比較して,薬剤含有培地のコロニー数が多ければ耐性菌の割合が1%以上あり,1%の欄にRと記録する。1%未満であればそれぞれの欄 にSと記録する。治療には1%の成績を用いる。 10%の成績は多剤耐性例の場合のみ参考にする。 LVFXは抗結核薬には指定されていないが,多剤耐性結核例に使われていることから掲げてある。 |
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*INHの1.0は多剤耐性で使用可能な薬剤のない場合に参考とする。 |