最近の結核発生新聞報道 2009.4
@20歳代の女性助産師、結核を発症 2009年4月4日 読売新聞
・大阪府高槻市の愛仁会高槻病院で産科病棟に勤務する20歳代の女性助産師が結核を発症
・生後3か月までは免疫力があり、症状がなければ、感染の可能性は低い(財団法人・結核予防会(東京))
・2008年9月の定期健診で右肺に陰影。2009年1月せきや発熱があり、2月下旬に、風邪と診断された。その後も症状が続き、3月23日に結核と判明。

A吉本のタレント箕輪結核発病 2009年4月6日 読売新聞
・東京都は4月6日、箕輪さんが出演したテレビ番組や舞台の観客など、感染の恐れがある人の相談を受ける専用の電話窓口を設置(03・5320・4572)
スポニチ2009年04月06日
・箕輪はせきが止まらない状態が続き、4月3日に精密検査を受け、肺結核と診断。

B大阪市西区の総合病院「大野記念病院」で男性看護師結核発症
・4月14日、腎臓病患者の人工透析などを担当する看護師の男性(37)が結核を発症
・昨年末からせきがひどくなり、今年1月15日に受けた健康診断のレントゲン検査で肺に異常陰影
抗体検査は陰性、いったん症状が軽快したが4月になってせきが悪化。
・4月9日に別の病院で精密検査を受け、たんから少数の結核菌が検出され入院。
・大阪市保健所は15日から電話相談を受け付け、土日を除く午前9時から午後5時半まで。電話06・6647・0946。
日経新聞 2009年4月15日
私見)
記事@:結核を発症ということは排菌していたということか?
     やはり、1ヶ月以上咳が続くときは結核を疑えが基本
     定期検診のXPがあまり役に立っていない
記事A:排菌していたのだろう?(結核では感染と発病は違う)、専用電話を設置するのはかなり異例
記事B:抗体検査とはQFT(クアンチフェロン)のことだろう。感度が高いと言われているが・・・。
     透析患者に結核発生が多い。

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