結核治療におけるレボフロキサシンの使用について
結核 2010;85:7
・キノロン剤のうち長期使用で有効なのはレボフロキサシン(LVFX)
使用量8mg/kg、1日最大600mg推奨
・クラビット500mg錠発売に伴い、1日1回500mg、体重40kg未満1日1回375mg
・米国胸部学会の指針では1日500mg〜1gとなっている
多剤耐性結核には500mg以上の使用可
・現在のLVFXの有効菌種、適応症には結核症は含まれない
・WHO等の治療指針にもキノロン剤の有効性が記載されている
・日本でもLVFXの使用が可能になることが望まれる
※レボフロキサシン:商品名クラビット500mg錠、250mg錠

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