クロアチア

スロベニア

ボスニアヘルツェゴビナ
 クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ 3カ国周遊10日間
2011年11月9日(水) 2日目
2日目 11月9日(水) 9:30/クロアチアの首都【ザグレブ観光】<約2時間30分>
(街のシンボル◎聖母被昇天大聖堂、○聖マルコ教会)。
午後/約1時間のフリータイム。
晴れた日は青空市場でのお買い物もオススメです!!
その後、イストラ半島のオパティアへ。
【宿泊地:オパティア泊】
HOTEL OPATIJA
※日本語
 ザグレブ(クロアチア語: Zagreb)
 クロアチアの首都で、同国最大の都市。ハンガリー語でザーグラーブ Zagrab、
ドイツ語でアグラム Agram、イタリア語でザガブリア Zagabria。
東欧有数の世界都市。2008年現在人口804,200人で、
この街はメドヴェドニツァ山の南斜面とサヴァ川の北岸に挟まれたところにある。
海面からの標高は122m。北緯45度48分、東経15度58分。
ザグレブはクロアチア共和国の首都として中央政府があり、
ほとんど全ての省庁がここザグレブに本庁を置いている。
引用:フリー百科事典Wikipedia【詳細
 
宿泊したホテル Holiday(ホリディ・インではない)、ビジネスホテルでしょう。
 ホテルの隣に大きなスーパーがあった。
出発までに時間があったので入ってみた。
水やお菓子を買ってレジで精算しようとしたらカードを提示せよと言う。
会員限定のスーパーだった。
もたもたしていると後ろに並んでいた女性が自分のカードを使えとレジ係に差し出した。
文句も言わずにレジ係はそれを使って精算してくれた。
クロアチアの人は親切でした。

メトロというかなりでかいスーパー

日本でも最近見かける、倉庫のような商品棚

棒鱈売っていました

新鮮な魚も
ザグレブ市内観光に向かう。
今日からはデラックス・バスで1-2列でシートも大きく、シート間隔のかなり広くて快適。

聖母被昇天大聖堂

要塞の東西の一部が司教館になっている

上から見ると教会をコの字型に囲んでいる(ggogle earthより引用) 
 
左右に司教館
 聖母マリアと聖ステファンが祀られている。
ネオゴシック建築。
オスマントルコの侵攻に備えて教会の周りに要塞(城壁)を作った。
その後オスマントルコの脅威が去り、正面部分が取り壊され、現在の形になっている。
 

大司教ステピナッツの遺体が安置されている

グラゴール文字で書かれた碑文
正教会がスラブ人に布教するためギリシャ文字を元に作った文字。
その後キリル文字に移行した。宣教師のキュロスが作ったのでキリル文字と呼ばれる。
詳細】 
 
 
聖母披昇天大聖堂(Cathedral of asuumption of the blessed virgin Mary)、ザグレブ大聖堂(Zagreb Cthedral)
 ザグレブで一番印象的な建造物である。街のどこからでも見えるネオゴシックの尖塔が特徴である。
尖塔の高さは108mで2つある。ザグレブの街のランドマークとなっている。  
この大聖堂は最初11世紀に建てられたが、1242年モンゴルの侵攻で破壊された。
その後、再建され、オスマン帝国の侵攻を阻止するため周りに城壁が造られ要塞化された。
1880年のマグニチュード8.0の大地震でいくつかの建物が最後の被害をうけている。 
 
聖マルコ教会、右が国会議事堂、左が大統領官邸
 聖マルコといえばベネチアの聖マルコ寺院が有名です。
聖マルコは1世紀頃に聖パウロといっしょに布教活動行った人物でエジプトのアレキサンドリアで殉教した。
彼の遺骨がベネチアに持ち出され、ベネチアの守護聖人となった。
福音書を書いた人物として知られている。

赤・白・青の3色はスラブ国家の象徴
赤は内陸部、白は海岸部、青は海を表している
クロアチアの赤白のチェック、ダルマチアの3頭のライオン、スロベニアの星とテンとサヴァ川がデザインされている。 ザグレブ市の市章で、3つの塔をもつ城がデザインされている。
 
聖マルコ教会 動画
 
青空市場

干しイチジク(クロアチアではよく見た)

グレープフルーツ、オレンジ

1kg 35クーナ(525円)
 
グレープフルーツ1kg20クーナ(300円)

クロアチアで一番多い"コンズム"というスーパー

ネクタイショップ『KROATA』
ここにはカプトルとグラデツという2つの丘があり、その間に川が流れていた。
川には水車小屋があり、製粉が行われていた。
この水車をめぐり、二つの丘に住む人たちが争いをし、血が流れたため、川にかかる橋を「血の橋」と呼んだ。
1850年にカプトルとグラデツは合併して、ザグレブとなった。
現在は川は埋め立てられて橋はなくなっているが「血の橋通り」として名前が残っている 

血(KRVAVI)の橋(MOST)通り

石の門(Kamenita Vrata)
門は1731年の火災で焼けたが、
聖母マリアの絵が無傷で残った

聖母マリアの絵、イコン(真中のガラスケース)
 ザグレブはゴルニィ・グラードがグラデツという2つの王国自由都市であった
グラデツの町は城壁で囲まれており、この門はもともとは城の東門だった
 壁の言葉の拡大

"HVALA"とはクロアチア語で”ありがとう”という意味
マリアのイコンの奇跡で祈りが通じ、願いが叶った人たちがお礼に感謝の言葉を石に彫っている。
神社の願い札のようなものだろう。

聖ユライ像(Sveti Juraj)

カタリナ教会
聖ユライ(ゲオルギオス、ジョージetc):Juraiは英語ではジョージとなる。
カッパドキアで生まれたされる古代ローマ末期の殉教者。
竜退治の伝説で有名で兵士の守護聖人となっている。 

古くからある薬局

ナイーブアート美術館

Museum Broken Heart Museum 失恋博物館
 ナイーブ・アートとはNative Artと書く。
一般的には画家を職業としない人が描く。
19世から20世紀頃に存在した絵画の一派、素朴派と呼ばれる。、
 
失恋博物館(Museum of Broken Relationships)  
最近。ザグレブで注目を集めている博物館だそうです。
ラブレター、写真、100本の枯れた薔薇などが寄贈され、
中には1926年に川でおぼれて死んだ婚約者の写真や思い出の品と
当時の日記なんてものも展示してあるそうです。

テスラはクロアチア出身だったのか・・・
テスラは交流、エジソンは直流発電システムを主導した。
結局、現在は交流になっている。
テスラの名前はMRIの単位として残っている。 

ロトルシュチャック塔

世界一短いケーブルカー
ケーブルカーの駅に入ったが係員がいない。
乗るのを止めようかと思っていたら、コーヒーカップを手に持って現れた。
コーヒーを作るため席を離れていたようだ。
話の種に乗ってみたが、すぐに下に着いてしまった。 
 
 
世界で一番短いケーブルカー 動画
 
イエラッチ(Trg Bana Jelacica)広場

イエラッチ総督像

リンゴ売りの屋台
イエラッチはハプスブルグ家支配時代にクロアチアを統治していた総督としても知られている 
話の種にヴィンチェックに入ってケーキとカプチーノを注文、この時期は栗を使ったケーキが販売されていました。
栗のケーキは日本の栗まんじゅうのような印象を受けました。
※食べるのに夢中で撮影を忘れました。

ザグレブで有名なカフェのヴィンチェック

この季節は栗を使ったスイーツがおすすめ
 
ザグレブ市内 動画

昼食のレストラン PIVNICA ZLATNI MEDO

レストラン内部

ビーフスープヌードル(まあまあ・・)

ザグレブ風カツレツ
肉にチーズを挟んで揚げている。
少しひつこい味で私は少し苦手
 
アップルケーキ
いわゆるアップルパイ(少し大味)

今日は初日なので走行距離は188Km、アドリア海岸のリゾート地オパティヤまで
余談ですが『007ロシアより愛をこめて』でベオグラード駅の他にザグレブ駅が登場する。
ザグレブを過ぎたところで、007はオリエント急行から降りてボートでベニスへ向かう。
 オパティアとはクロアチア語で「僧院」という意味で、15世紀のベネディクト会修道院の周辺に出来た町だある。
ウチュカ山(1396m)の南にあり、冬期にはこの山で寒気がさえぎられて暖かい。
ウィーンに近く、オーストリア・ハンガリー帝国時代にはハプスブルク家の貴族達がこの地に別荘を建てた。
「クロアチアの貴婦人」と称されるセレブの街である。
 夕食はホテルでバイキングだったので内容は省略。

今回の旅行で使われるデラックスバス
席が広くて快適

今夜の泊まるホテルオパティヤ