ホルス神殿見学の後、70km走り、約1時間半でコムオンボの到着した。ここでコムオンボ神殿の見学に向かった。少し、気温は上がっているが湿気もなく、かなり快適な天気だった。
コム・オンボ(Kom Ombo)
農業が盛んなエジプトの町。ナイル川沿いにアスワンから北50kmに位置する。町の名は、古代ギリシア人が”オンボス”と呼んだことに由来する。
現在は、サトウキビやトウモロコシの生産が盛んである。ワニの頭のセベク神と隼の頭のハロエリス神(ホルス神の地域名)に捧げられた、珍しい二重構造をもつコムオンボ神殿がある。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |
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コムオンボ神殿 |
門の上部には当時の彩色が残っている |
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石を積み上げるだけでは崩れると思っていたら、セメントや漆喰が出来るまでは柱の石の真ん中部分に木のくさびを入れていた。この神殿にはその木のくさびが残っている。本物なのか疑いたくなるが・・・。 |
左画像拡大、処方箋、波形は液体の薬を示す |
左画像上の拡大画像で当時の手術道具、ミイラ作りにも使われた。4500年前にすでに手術が行われていたことが分かる |
イムホテプのレリーフがある。(レリーフの真ん中に座っている)イムホテプはコムオンボ宮殿の設計者で医者ではなかったが、いつのまにか医学の神様にされてしまった。ミイラ作りに使うメスなどの医学用道具や、薬の服用の服用法が彫り込まれている。
レリーフの左の座っている人は妊婦とのことです。 |
左のトト神(学問の神)と右のホルス神が王に香水をかけている。 |
2人の女神から王冠を授かっている。顔の形から王は男性ではなく女性、女王である。 |
ホルス神から支配者の棒をもらう女王(スカートをはいているから女性) |
左のカルツーシュの文字を解読すると、女王の名前は”クレオパトラ”、しかし、このクレオパトラは美女のクレオパトラZ世ではなくクレオパトラV世との説明だった。 |
5千年前の古代のカレンダー
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コムオンボ神殿のワニのミイラ |
農業用として作られた。当時は1週間が10日、1年が480日。季節はタイル川の氾濫、種まき、刈り取りに分かれていた。しだいにずれが生じるため50年間で修正が行われ360日となった。昔の暦を記念して彫られたレリーフ。 |
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ソベク神 セベク (Sebek) は古代エジプトの神。ソベクとも。鰐または鰐の頭を持ち、角・太陽円盤・羽を組み合わせた頭飾りを付けた男の姿で現される。 第12王朝や第13王朝の時代には特に熱心に信仰され、ソベクネフェル(セベクは美しいの意味)やソベクホテプ(セベクは満ち足りる)と言った王名の由来ともなっている。
後の時代にはラーと習合しソベク・ラーとなり太陽神として崇拝された。プトレマイオス朝時代にはギリシア神話のヘリオスと同一視されている 引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |