ドロミテドライブ旅行 
2009.6.24
●ベローナ→アルペディ・シウジ●

さすがにベローナ、ロメオとジュリエット
(ホテルの部屋にあった雑誌)

ホテルの部屋の床はフローリングだった。裸足で歩くと気持ちがいい。

市内の営業所の住所地までカーナビでガイドさせたが見つからない。ホンダの自動車販売店があったので聞いてみたら、販売店の横を入ったらすぐにあるという、ルノーの販売店の中にAVISがあった。
パンクしたのでタイヤの交換が出来るかと聞いたら、出来ないとのこと、車の交換はと聞いたら、ここでは無理という。ベローナ空港ではできるとのことで電話してくれたが、オートマの車はないとのこと、仕方がないので小型のマニュアル車でOKした。
ベローナ空港に行き、車を交換した。LANCIAというメーカーのイプシロン2ドア、1300ccの小型車(どこのメーカーの車?)、乗ってからエアコンなしに気づく。
大分時間をロスしたが、小型になったので運転は楽になった。30年ぶりのマニュアル車だったがすぐに慣れた。これくらいのサイズなら山岳ドライブも楽だ。
この車、高速性能はまずまずで、5速で130Km/hは十分出せた(回転数は2100を示していた)。少しハンドルのぶれが気になるが、まあまあの性能だ。
ランチア・イプシロン ディーゼル1300cc 5速マニュアル エアコンなし(日本では考えられない仕様)

今度はカーナビの設定を間違えないように注意して、ボルツァーノからシウジへと向かった。カーナビの音声は日本語にしたが、少し日本語がおかしい。まあ、丁寧に指示をしてくれる。
シウジに着いたが、あまり景色がよくない、ここで泊まるのは止めて、アルペデ・シウジに向かった。
シウジでの宿泊はシウジのi(インフォメーション)で頼んだら、すぐに予約を取ってくれた。

シウジへの行き方
ドロミテ
 ドロミーティ (Dolomiti) は、イタリアの東アルプスに属する山群で、北はリエンツァ川から西はイザルコ川とアディジェ川南はブレンタ川東はピアーヴェ川に囲まれた範囲である。ドロミテとも表記される。
 アディジェ川の北側のドロミーティ・ディ・ブレンタもドロミーティの一部とされている。
ドロミーティの名は、この山々で非常に豊富な鉱物である苦灰石 (ドロマイト) が主成分であるカルシウム質の岩石の苦灰岩を発見した地質学者ドロミュー (Dieudonne Guy-Silvain-Tancrede-Gratet de Dolomieu) から取られた。他のカルシウム質の地域とは反対にドロミーティには石灰岩の侵食現象による洞窟など実際には存在しない。
 イタリア語ではモンティ・パッリディ (Monti Pallidi、青白い山々) とも呼ばれる。また日本語では、ドロミティ、ドロミテ、ドロミチなどとも表記され、-アルプス、-山脈、-山塊が末尾につけられる事も多い。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



正確なホテルノ位置を聞かずにアルペディ・シウジ(Alpe di Siusi)に向かった。登りはあまりきつくなく、ほどなくコンパス(Compatsch)の駐車場に着いた。ホテルの場所が分からないので、駐車場のおじさんに聞いたら、もう少し手前にあるいう、Uターンして引き返したら、右手に見えた。
ホテルにチェックインしたのが午後2時半くらい、散策するには十分時間があるので夕食まで周辺を歩いてみることにした。

アルペ・ディ・シウジの案内図

サッソピアットとサッソルンゴ
サッソ(Saaso:岩山) ピアット(piatto:平坦な)、ルンゴ(lungo:長い)

西側のシリアール山

サッソルンゴの拡大

アルプスの少女ハイジが目に浮かぶ

ここで標高1800m近くある


なんとものどかな風景です

Rest.Puflatsch(Bergstation)2130mから、冬はスキー客でにぎわう。
スキー用のリフトがたくさんあるので移動には便利(下りは自力をお勧めする)

Rest.Puflatschからサッソルンゴを望む

草原のお花畑

コンパス駐車場付近の観光馬車

こんな遊歩道が続いており、普通の靴でも十分歩ける

セイザーアーム(SEISERALM)はシウジのドイツ語名

遠景からのホテル

泊まったホテル『シュムング(Schmung)』

アルペディシウジは山の上の台地で日本の立山の上を広大にしたものを想像すればいいだろう。草原が続いており高山植物が咲いている。
その中に多数のホテルやペンションが点在している。宿泊客以外の車はコンパスの駐車場から奥へ乗り入れは禁止されている。
草原の向こうに岩山が突き出ている風景はなんとも奇妙な感じである。スイスアルプスとはまた違った趣である。

ホテルの女性(オーナーだろう)は終始にこやかに対応してくれ、気持ちがよかった。
夕食と朝食付きのことをハーフ・ペンシオーネと言うそうだ。
このあたりでレストランを探すのは困難で夕食はかなりよかったのでこの料金(2人でワインとコーヒー別料金で合計約16000円)なら、かなりお得。

ペンション・シュムング(Schmung)のパンフ

ホテルのベランダからの眺め

スープ、サラダ・バーあり
夕食、野菜のパイ包み(うまかった)


デザート

深夜に窓の外を見たら、満天の空に星が輝いていた。大阪ではとても見られない星空だった。こんな星空を見たのは富士山と大台ヶ原に行ったときくらいだ。