2017年10月3日(火) 5日目
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アグリジェントのギリシャ遺跡見学に向かいました。
高速道路が完備されているのはちょっと意外でした。しかし、ちょっと道路の整備が悪いようでガタガタします。

パレルモ→アグリジェント

ホテルの前、雨は止んでいました

ローマ行きのプルマン、10時間と表示されています
アグリジェント(イタリア語: Agrigento ( 聞く))
イタリア共和国のシチリア島南部にある都市で、その周辺地域を含む人口約5万8000人の基礎自治体(コムーネ)。アグリジェント県の県庁所在地でもある。
古代ギリシアの植民都市アクラガスに起源を持ち、当時の遺跡が現在も残る。
「神殿の谷」は「アグリジェントの考古学地域」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
アグリジェントはマグナ・グラエキア時代の植民都市アクラガス( Akragas)に起源を発する。その頃の遺跡が現在まで残っており、美しい景観となっている。また、哲学者のエンペドクレスの出身地としても有名である。
第一次ポエニ戦争中の紀元前262年から紀元前261年にかけて、この都市をめぐって共和政ローマとカルタゴの間で大規模な戦い(アグリゲントゥムの戦い)が行われた。この戦いでローマは勝利を収め、ローマによるシチリア島支配が始まった。
引用;Wikipediaより 
 
山に木がほとんどないのが特徴的

神殿の谷公園Parco valle di templi
神殿の谷(Valle dei Templi)
 マグナ・グラエキアの芸術と建築に関する最高傑作の部類に属する遺跡群で、シチリア島の観光名所というだけでなく、イタリアの国定史跡にもなっている。1997年には、ユネスコの世界遺産リストに登録された。
神殿の発掘や修復の大部分は、考古学者ドメニコ・アントニオ・ロ・ファゾ・ピエトラザンタ(Domenico Antonio Lo Faso Pietrasanta, 1783-1863)の尽力によるものである。彼はセラディファルコ(Serradifalco)の公爵(1809-1812)だったことがあるため、「セラディファルコ」という名でも知られている。
「神殿の谷」と呼ばれるけれども、「谷」という語は不正確で、アグリジェント郊外の尾根に存在している。
引用;Wikipediaより
 
神の谷遺跡群の地図
ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿 
〇ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿(Giunone Lacinia)
ギリシャ神話の最高位の女神を祀る神殿で、紀元前460年頃に建造されたが、カルタゴの進攻と中世に起きた地震で全壊し、現在は25本の柱と柱の上の横部分のみ残っている。その名は古典ギリシア語で「貴婦人、女主人」を意味し、結婚と母性、貞節を司る。
引用;Wikipediaより 
コンコルディア神殿

ドーリス式の神殿

この銅像は現代彫刻
コンコルディア神殿
その名前は近隣で発見されたラテン語の碑文に由来している。紀元前5世紀に建てられ、紀元6世紀にキリスト教の聖堂に転用された。このため、一連の神殿の中では保存状態が良好である。コンコルディア(ラテン語: Concordia)は古代ローマの和解、平和、調和を象徴する女神である。
引用;Wikipediaより  


コンコルディア神殿復元図
ギルジェンタナ(Girgentana)ヤギ
地中海のシチリア島の南部、アグリジェント州に固有の家畜ヤギの品種である。
このヤギの名前は、アグリジェントのシチリア語名であるギルジェンティに由来する。
昔はシチリア州の丘陵や沿岸部に3万頭以上いたが、現在、この種類は絶滅の危機に瀕している。
引用;Wikipediaより 
 
神殿の谷で飼われている珍しいヤギ

ジュノー神殿とコンコルディア神殿との壁の残存部

初期キリスト教時代、ローマ人がアーチ状のくぼみ(ニッチ)を作ってお墓にしていた。
これをアルコソリエ(arcosolie) と言い、中に石棺を収納した。
18世紀にオランダ人文学者D' Orrvilleがローマ時代のものと確定した。

発掘された大理石像(レプリカ)

遺跡の復元図
2005年に発掘された大理石像で、紀元1世紀頃の作とされている。
アグリジェントの高官、皇帝とその家族、皇帝の側近と推察される。
似たような彫像が紀元1世紀頃のローマ時代のシラクサの競技場遺跡で発掘されているからである。
この着物はトーガ(Toga)という1枚布でできており、上流階級の公式な服装である 

トーガ 引用;Wikipediaより
 
エルコレ(ヘラクレス)神殿 
〇ヘラクレス神殿
アグリジェント神殿の谷のエルコレ神殿は、ドーリス式神殿の中で最も古い紀元前520年に建造されたもの。
その後、地震で倒壊したが、20世紀に柱部分のみが修復され、現在に至っている。
天に向かって延びる円柱は力強く、別名のヘラクレスの名にふさわしい神殿。
引用元
ゼウス・オリンピア神殿

列柱の上に梁を支える柱として使用された。 

人像柱テラモーネ(Telamone)、高さ7.7m
〇ゼウス・オリンピア神殿
紀元前480年にこの都市国家がカルタゴに勝利したことを記念して建造された。大きなサイズのアトラス(atlases)を使っていることが特色である。アトラス(atlas)とは、男性の彫刻を柱、橋台、付柱などに施したもので男像柱とも言われる。 
引用;Wikipediaより 
カストール・ポルックス(ディオスクロイ)神殿 
〇カストル・ポリュデウケス神殿
その遺跡には4本の柱が残るだけだが、現在は近代アグリジェントの象徴になっている。
カストルとポリュデウケースは双子の兄弟で父はゼウス、母はスパルタ王妃レーダー。カストールとポリュデウケースの双子はディオスクーロイとも呼ばれるが、これは「ゼウスの息子たち」という意味である。ラテン語ではGemini(ゲミニ、ジェミニ)と呼ばれ、双子を指す語として現在でもたびたび使われる。 
引用;Wikipediaより 

復元画ではこんな感じで食事していたようです
ローマ時代の上流階級では、寝転んで食事するのが正式なマナーだった。 

神殿の谷遺跡
 日差しは強くないですが、少し歩くのに疲れました。
出口にあるカフェで一服し、迎えの車を待ちました。
アランチーノ
ジェラートも食べました
パスタかピザ、ちょっと毎日はどうもだめ。また、アランチーノとオレンジジュースにした。  
 
アグリジェントの町
 
ザクロのジューススタンド

アグリジェントの町

Cattedrale di San Gerlando
Agrigento 2017/10/03 アグリジェントの遺跡 - Spherical Image - RICOH THETA

コンコルディア神殿遺跡360度画像

3時間くらいで見学終了してシラクーサに到着
 
 
シラクーサの大聖堂、ホテルのすぐ裏でした。雨なので人出が少ないし、カフェテレスも閉まっている。
閉館していたので、明日、見学に行きます。

左の像、聖ペトロ

右の像、聖パウロ
ペトロ は、新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストに従った使徒の一人。
現代の言語では英語のピーター、フランス語のピエール、イタリア語のピエトロ、ドイツ語のペーター、スペイン語・ポルトガル語のペドロ、ロシア語のピョートルなどのように発音される。 
引用;Wikipediaより
パウロは、初期キリスト教の使徒であり、新約聖書の著者の一人。はじめはイエスの信徒を迫害していたが、回心してキリスト教徒となり、キリスト教発展の基礎を作った。
イエス死後に信仰の道に入ってきたためイエスの直弟子ではなく、「最後の晩餐」に連なった十二使徒の中には数えられない。
i引用;Wikipediaより

無原罪の像
マドンナ・デル・ピリエール

聖マルシーノ
シラクーサの最初の司教
 
サンタ・ルチア
シラクーサの守護聖人
 

シラクーサの大聖堂

サンタ・ルチア・アッラ・パディア教会
SIMULACRUM CHAPEL OF SAINT LUCIA
ドォーモ(大聖堂)とドォーモ広場 Duomo di Siracusa
シラクーサの守護聖女聖ルチアに捧げらたドォーモは、元々紀元前480年のヒメラの戦いでカルタゴを破ったシラクーサが、カルタゴの賠償金で建てた神殿です。女神アテナに捧げられました。
ビザンチン時代になると、神殿は教会に改築されます。神殿の外側の円柱と円柱の間を壁で埋めて教会の外壁とした。、現在のバロック様式のファザードは、1693年の大地震後、アンドレア・パルマの設計で再建されたもの。
引用元

アルキメディス広場のアルテミスの噴水Fontana di Artemide
アルテミスの噴水(Fontana di Artemide)
噴水の彫刻は、19世紀末のジュリオ・モスケッティ作.。
アルキメデス広場の中心に堂々と構える美しい噴水。ここにある彫像達は、ギリシャ神話の登場人物がモチーフとされています。
噴水の中央に立つのが、ニンフであるアルテミス女神。彼女に仕えていた妖精アレトゥーザは、川の神であるアルフィオス(アルテミスの足元にいる)に目を付けられてしまいます。純潔を守りたいアレトゥーザは女神に願いを請います。この噴水は、そんな彼女の願いを聞き入れ泉に変えたという伝説を表現したものです。
アルキメデス広場(Piazza Archimede)
アルキメデスは、シラクーサ出身の歴史的・世界的に有名な数学者です。旧市街のほぼ中心にあるこの広場は、その名の通りアルキメデスに捧げられています。
アルキメデスが亡くなったのは、ローマ帝国の侵攻に巻き込まれてのことだったとか。その頭脳を生かして数々の兵器を開発し、愛国シラクーサを守ろうとしたのがアルキメデスです。
引用元
アルテミス
ディアーナは、ローマ神話に登場する、狩猟、貞節と月の女神。ユーピテルとラートーナの娘で、アポローンの妹とする説がある。新月の銀の弓を手にする処女の姿が特徴。
英語読みダイアナ(Diana)でも知られる。ギリシア神話ではアルテミスに相当する。
引用;Wikipediaより

アルキメディス広場のネコ

ジェラート屋さん
 
晴れていればもっと海が青く見えるのでしょうが・・・
 
アレトーザの泉、、アヒルも泳いでいました
アレトゥーサの泉(Fonte di Aretusa)
ギリシャ神話のアレトゥーサにまつわる泉。ニンフであるアルテミス女神に仕えていた妖精アレトゥーザは、川の神であるアルフィオスに目を付けられます。純潔を守りたいアレトゥーザは女神に願いを請います。願いが聞き入れられ泉に変えられた妖精アレトゥーサが、地中海の底を通ってオルティージャ島の現在の場所に湧き出たという伝説が残されています。
たくさんのパピルス草が生えており、アヒルなど自然観たっぷりの泉となっています。町の散策に疲れたら、海の傍にあるこの泉にてぼーっとするのもいいでしょう。
引用元
 
アレトーザの泉
 
雨のシラクーサ海岸
なかなか雨が止みません、ホテルに戻ったらズボンがずぶ濡れでした。
8時頃になって小降りになり、傘がなくても歩けるようになり、夕食に出かけました。
一応、トリップアドバイザーで検索して出かけました。
やはり雨のためか少し人通りが少ないようです。
治安にはまったく問題ないようです。

チェナコーロというトラットリア

タコのグリル

ムール貝のスープ

ムール貝はパレルモのレストランで食べたものより
つぶが大きくて美味しかったです。

ノルマ風スパゲッティ?

シラクーサ風サラダ
ノルマ風スパゲッティはTaglioni(少し平べったいスパゲッティ)、ナス、トマトソース、リコッタチーズで出来ている。
ノルマ風はナスが入っているのが特徴と聞いていたが、入っていない?? 注文を間違えたかな・・・

流しのおじさんたち

雨は止んだが客が少ない
 
上記の動画
食べ始めたらネコさんが集まってきました。 
 
夕食後、コーヒーを頼んだが、やってないとのことなので、ホテルの向かいのカフェに入った。
カフェ・ラテを注文した。正確にはカフェラテは正しくない、カプチーノと言うべきだった。
しかし、出てきたのはカプチーノだった。
若い陽気なお兄さんが作ってくれました。
FaceBookにアップロードしていいかと言ったら気楽にOKしてくれた。
カフェラテ、カプチーノ・カフェマッキアートの違い
カフェマッキアートを注文すると小さなエスプレッソカップで出てくる。

カフェ・ミネルバ

陽気な若い店員さん

カプチーノ

夜の大聖堂

夜のミネルバ広場
ギリシア神話ではアテナ、ローマ神話ではミネルヴァと言い、同じ神様です 
 
 
もう寝ます・・・
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