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2006年8月26日 シャモニー |
プランプラ(Planpraz)からシャルラノン(Charlanon)経由してフレジェール(La Flegere) |
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朝の食事でレストランに行ったら、日本人の夫婦連れがいた。
何回もシャモニーに来ているとのことなので氷河を見に行くのがいいか
ハイキングに行くのがいいのか聞いてみた。 |
宿泊したホテル『アルピナ』、一階部分にスーパーマーケットが入っている。
このホテルには駐車場無し、すぐ横の地下駐車場を使う。
駐車場料金の割引はない。ちょっとサービスが悪い |
ホテルの前を流れる川、前方の山に氷河が見える。 氷河の上の方がモンブラン4210m、その左手がエギュ・ミディ |
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朝市、まだ時間が早く買い物客は少ない。
毎週、土曜日に開かれる。 |
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インフォメーションのの女性は登山電車でメールド・グラス氷河見物が
お勧めだと話をしていたとご主人が説明してくれた。
インフォメーションの日本語の得意な女性は有名人ですとのこと。
BS放送の『世界の鉄道』で一番すばらしい登山鉄道と言っていたが必ずしもそうでないとのことだった。
やはり、ハイキングがお勧めで、モンブランの向かい側のプランプラからフレジュールの
ハイキングがモンブランとシャモニーの町が見えて抜群に景色がいいとのことだった。
出かける前にその計画だったのでもとに戻してそこに行くことにした。
ご主人の話ではプランプラのロープウエィがシャモニーで一番最初に出来た路線との話だった。 |
インフォーメーションの女性はベルナデットさん、
インターネットで調べたら出てきた。
、6月中旬~9月中旬 16h~19h、
うち7月中旬~8月中旬は16h30~19h30(日曜を除く毎日) |
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朝食を済ましてから朝市を見物に出かけた。
朝市は毎週、土曜日の朝開かれているとのことだった。
食料品が多く、珍しいのがハムの店だった。
乾燥肉、生ハムを売っていた。
まだ8時過ぎだったので開店準備をしている店が多かった。
9時前になると地元の人が買い物に集まり始めた。 |
朝市で山羊のバター?、チーズ?売っていたが、
その宣伝のためのミニ山羊。売り物ではない。 |
チーズを売っているが、少し外観が悪いのが難点・・・
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ハム屋、乾燥肉、生ハム、ソーセージを売っている。
すぐに持ち帰れるなら生ハムがお勧め(ただし塩気が多いのがある) |
んにゃく玉のような?、生ハムか乾燥肉?、外観が悪い |
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シャモニーの標高が1035mでかなり高地であるので朝はかなり温度が下がっている、
陽が当たるまでセーターくらいは必要だ。
陽が当たると建物の屋根から湯気が上っていた。
ブレバン(Bre'vent)行きのテレキャビン(ゴンドラ)に乗るため乗り場に向かっていたら、
途中で日本人の団体客にぶつかった。
昨日エギュミディで会って話をした2人にばったりあった。
『偶然ね』と言い握手をした。
かれらはブレバンに行って(ロープウエィで)戻ってきた所だそうだ。 |
ゴールインしてくる、ツールド・モンブラン参加者 |
教会の後方の山へ、ハイキングする |
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右に伸びるケーブルがブレバンへのロープウエィ |
シャモニーの町と氷河、氷河の先端がかなり後退しているのが分かる |
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我々は中間駅のプランプラ(Planplaz)で降り、ハイキングを開始した。
途中の草原でパラグライダーをやっていた。どうも2人でやっているので空中観光のようだ。
みんながプレバンの方へ行くので時間があるので行ってみた。
かなり登りはきついが途中で引き返すのも残念と思って分岐点まで上ってみた。
見晴らしは抜群でエギュ・デュ・ミディ(3842m)、モンブラン(4810m)、大氷河、シャモニーの町が一望に見わ渡せる。
大氷河も温暖化の影響で末端がかなり山の上のほうに移動しているのがよく分かる。
ハイキングにしては少しきつかった。やはりかなり高度があるためだろう。天気が午後から悪くなると教えてくれたので分岐点からもとの場所に引き返した。 |
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フレジェールへは右手へ行くのだがみんなが左手へ登っていくので
少し上で景色を見てみようと登ってみた。 |
分岐点まで行ってしまった。左側に行くとブレバン(BREVENT25225m)
のロープウエィの駅に行く。ここで引き返した。 |
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そこで朝食時にいろいろ教えてくれた夫婦連れにバッタリ会ってしまった。
先に行かせてもらい、中間のシャルラン(Charlanon)に向かって歩き始めた。
しかし、標識の文字が小さくて見にくい、おまけに定冠詞のLaが付いていないのがあって確認に手間取る. メールドグラス氷河(Mer de Glace)、グランドジョラス(les Grandes Jorasses)4208mが目の前に見えてくる。
くっきり見えるのでそんなに高いのかという印象だった。
エギュ・ミディ展望台が雲に隠れたり見えたりしていた。 |
フレジェールからメールドグラス氷河を望む |
フレジェールからシャモニーを望む |
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野いちご? |
途中の道ばたにブルーの実を付けた植物が見える。
これは地球の歩き方に書いてあったベリーだろうと思った。
途中、地元の人だろう、缶にいっぱい実を詰めていた。
それを食べていたのでちぎって食べてみた。
ブルベリーと同じ味だった。
その他、野いちごのようなものもあり、食べてみた。 |
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途中で道を聞いた登山者は午後から天気が悪くなると教えてくれたが案の定、
フレジェール(la Flegere)に到着した頃には曇ってきて風が強くなり、
ロープウェイでプラ(les Praz)に着いたときは雨がぽつぽつし出した。
巡回バスが遅れて到着し、1時間待たなくてよかった。
巡回バスはホテルでもらったゲストカード(Carte d'hote)で無料だった。
かなりいいサービスだ。 |
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モンブラン初登頂に成功したジャック・バルマと、初登頂に賞金をかけたジュネーヴの博物学者ホーラス・ソシュール。
1886年に登頂100周年を記念して建立。 |
夕方のシャモニー市街 |
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しんどくなってホテルで1時間ほど寝てしまった。
目が覚めたら午後6時だった。夏時間なのでまだ明るいが、雨が降っていた。
7時ころまで待っていたら雨がやんだので食事に出かけた地球の歩き方に書いてあった
アトモスフィアー(Atmosphere)に行ってみたが、満員で1時間待ちとのこと諦めて出た.。
ぞろぞろ日本人の団体客が出てきた。
またあの二人連れの女性にあってしまった。『またまた偶然ね』と両者と驚いた。 |
夕食を食べたレストラン『カリーナ』 |
石焼ライクな料理はサヴォワ料理。
Pierrade(ピエラッド) タレは焼き肉のタレの方がいい |
途中で見た店『カリーナ』に入った、満席だと思ったらテーブルを出して用意をしてくれた。
横の客が鉄板焼きのようなものを食べていたので同じものを注文した。
付け合わせにパン以外にポテチップスと温野菜が出た。
しかしポテトチップスがなぜ出るのか分からない。
肉だけかフィシュを加えるかと聞かれたので2種類のを頼んだ。
食べ始めたらかなり量が多く全部食べきれなかった。
肉は牛、豚、鳥の3種、魚はサーモンとエビだった。
こちらの感覚ではエビがフィシュとは少し違和感があるのだが
海産物には違いないので彼らの判断のほうが正しいようだ。
タレについてはやはり日本の焼き肉のタレがいいというのが正直な感想だった。
隣の客が例のチーズを温めて溶かして削ぎ、それをジャガイモに付けて食べる
ラクレット(Raclette)というのを食べていた。
しかし、チーズとジャガイモ、それにワインだけというのは栄養学的には問題はないのだろうか?
ホテルで会った人はこのジャガイモが日本のと違ってうまいのだと言っていた。
石焼ライクな料理はサヴォワ料理。Pierrade(ピエラッド)と言うそうで。pierreとは石の意味。
石の上で肉を焼くからPierradeというそいうだ。
焼いた肉を各種のソースにつけて食べる。
大量のフリット(フライドポテト)もついている。とても全部たべられなかった。
ホテルへの帰り道で暗い道を走ってゴールインしてくるツールド・モンブランの参加者に会った。
白髪の髭を蓄えた人が走っていった。沿道の人が拍手で迎えていた。
このツールドモンブラン競技では早い人では23時間くらいで一周してくるそうだ。
鉄人レースに近い競技だ。 |
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ホテルアルピナでのインターネット 、無線LANはコネクトできるが、ホテルでは無料サポートはしていないとのこと。 |
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