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 2006年8月27日 
 
シャモニーからツェルマット
 2006年8月27日(日) シャモニーからシオン、ツェルマットへ
朝起きたら昨夜の雨は止んでいたが、山の方は完全に雲に隠れてまったく見えない。
昨日とうって変わってどんよりした曇り空で薄暗い感じだった。
チェックアウトして川を渡って、地下駐車場に行き、車を出す。
シオンに向けて車を走らせる。
峠にさしかかると少し小雨がぱらついていたがスイスの国境近くになると晴れ間が出始めた。

国境の事務所が見えてきたので停車してパスポートを見せようとしたら、そのまま行けという。
そろそろ燃料メーターが半分くらいになっていたので国境を越えたところのガソリンスタンドで停車し、
燃料を補給し、支払いのついでにスイスの高速道路のパス(ビニエットVignette)を買ってフロントガラスに貼り付けた。
1年間有効だが、短期間の旅行者には割高、もっと値引きすべきだ。
このやり方のほうが料金所を設置しなくて人件費は安上がりなのだろう。

シオンに到着し、市内は日曜なので閑散としている。
なにかエベントがあるらしく通りに垂れ幕が下がっている。
インフォメーションに行ったが閉まっている。
他の旅行者も何人か来ていたがあきらめて出て行った。

シオンはスイス・ヴァリス州の州都で人口2万7700人ということらしいが、
日曜日ということもあって実に閑散としている。
iが閉まっているのでそのままヴァレール教会に向かう、
通りを進んでいったら、地下駐車場があり、車を置いた。
出口に向かって歩いていたら1台の車が寄ってきて、運転していた女性が窓を開け、私の車の方向を指さした。
ライトがついたままだった。
親切にありがとう。

ヴァレール教会

ヴァレール教会からシオンの町を望む

1390年に作られたパイプオルガン


壁画

トゥルビヨンの城Chateau de Tourbillon
司教館の廃墟である。
 石畳の道を上がっていくとヴァレール教会が見えてきた。この山の下に駐車場があるようだ。
教会の内部に入ったがかなり簡素なもので目を引くのは壁の壁画くらいだった。
教会をに併設されて民族博物館があったが入らなかった。
教会の向かい側のトゥルビヨンの城にも行こうかと思ったが、坂がきついし
城は城壁しかないとのことなので市内を散策することにした。

ヴァレール教会は城砦を兼ねた教会で6世紀にマルチーニの司教座教会(地方の教会を統括)がここに移された。
記録では11世紀には教会が確認されている。
教会はヴァレ-地方全体を統治していた。
トゥルビヨンの丘には13世紀に司教館が造られた。
司教の住居であるが体裁は城砦である。
1768年のフランス革命までシオンは教会の統治を受けていた。

石造りの礼拝堂
 駐車場にはかなり台数の車が駐車している、近くにスーパーかなにかショッピングをするところがあるのだろう。
町の中で中で見物するところはないかと通りを歩いていたら。
カフェの前のテーブルに2人の東洋人らしき人がコーヒーを飲んでいた。日本人だった。
その人に声をかけたら教会と市庁舎、それに今日はなにかイベントがあるのでそれでも見たらどうかと言ってくれた。
かれらはここで泊まってジュネーブとかこの周辺を旅行しているとのことだった。
2週間くらい滞在しているとのことだった。
もう一人の人はスケッチブックを広げて写生をしていた。

シオンの町、エベントの垂れ幕

少し人通りが少なすぎる

カテドラル

Maison Supersaxo
Maison Supersaxoはスイスのバレー州のシオンにあるジョルジュ・スペサーソクソによって16世紀に建てられた家です。
ヴァレ州の最も美しいルネサンス様式の家とみなされることもあります。 Supersaxoの家は現在、シオンの自治体によって会議室や
オフィススペースとして使用されています。
WikiPediaより引用
 ある本の内容ではシオンの町に泊まってこの教会と城を窓から見るのが楽しみだと書いてあったが、
個人的な意見を言わせてもらうと町が閑散としすぎている。
もう少し、活気のある町の方がいい。
お勧めではない。

プランタ広場にある像(Place de La Planta )
シオンを後にフィスプ(Visp)に向かう。ラウンドアバウトでツエルマット方向に進む。
道路は空いており快適に走行する。
テーシュの駅に近づく、インターネットで検索したホームページでは駅前は広場になっているとのことだったが、
駅前には大きな立体駐車場が出来上がっていた。
駅と直結していてかなり便利がいい。
しかし、昔の駅の方が写真で見るかぎり情緒があったようだ 

テーシュの立体駐車場
どこに車を止めたか覚えていないと大変

ツェルマット行きの電車

ツェルマット駅

ツェルマット駅
 ツエルマットに着いたが駅からはマッターホルンは見えない。
駅の横のインフォメーションで町の地図をもらった。
その後、駅の電子案内板で見た歩いて行けそうだと思ったが、案内板の表示が間違っていた。
途中でもう一度地図を見たら町のはずれだった。
通りは上り坂でかなりしんどかったが、ホテルに到着した。送迎車のサービスが必要だ。
しかし、ホテルのテラスからのマッターホルンが見えてその眺めは最高だった。
 
テラスから見たマッターホルン
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