3日目 7月14日(土)
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ホテルリクソスの朝のバイキングでこんなプレートを見ました。
ボーイさんに頼めば作ってくくれるのでしょう。
 
 朝食を済ませた後、バスでコンヤの市内に入り、カラタイ神学校とメブラーナ博物館に向かった。
コンヤ(Konya)は、アナトリア地方の主要都市で1997年の人口は約61万人。
コンヤは古代にパウロがキリスト教の布教に訪れた都市イコニウム(Iconium)でもある。
ギリシャ語でイコニオン(Iconion)と呼ばれる。
アケメネス朝ペルシア、アレクサンダー大王の征服後、セレウコス朝シリアに支配されを、
その後ペルガモン王国の崩壊後ローマ帝国に組み込まれた。

ドルムシュ
行く先の決まった乗り合いタクシー(コンヤ市内)

市内に立てられた総選挙の看板
 カラタイ神学校は門と周囲の見学だけで博物館への入場はなかった。
セルジュク・トルコ朝のカラタイ宰相が造った神学校、スタラクタイト(鍾乳石飾り)の浮き彫りの正面の門が有名。

カラタイ神学校の門

ターキッシュトライアングルと呼ばれる建築様式
イスラム神秘主義のひとつ旋舞教団として有名なメヴレヴィー教団の創始者メヴラーナ・ジェラールルッディン・ルーミン
の霊廟で現在は博物館として公開されている。
1925年世俗主義(政教分離)を唱えるアタチュルクによって閉鎖され、教団は解散させられた。

旋舞(セマー)することで恍惚状態になりアッラーの神に近づくという。 

メヴラーナ博物館

手洗い場、日本の神社と同じ習慣

コーラン

博物館の天井

ムハンマドのあごひげが入っている箱

メヴラーナの棺、遺体はこの下の地面に埋葬されている

メヴラーナ博物館の有料トイレ
BAY(バイ)が男性、BAYAN(バヤン)が女性

博物館の近くの土産物屋

昼食に立ち寄ったドライブイン

チャイとスープ

パン 

ピデ(トルコ風ピザ)
 
これはなにか分からない

デザートのチェリーとお菓子
このお菓子、ごま団子風と思ったら、
案の定シロップずけ

ドライブインの横の土産物屋

ラク(地酒)
 
ドライブインの付近の山は緑がある。
トルコはイスラム圏であるがアルコールはOKである。
アルコールはシリア・ヨルダンではまずだめだった。
イスラムといっても一括りにするのは難しい。
土産物屋で売られているトルコと地酒ラク、水で薄めると白く濁るそうです。
アタチュルクもこの酒が好きでこれを飲み過ぎて死んだという話もあるらしい。
  

運転手さんも甘党らしい
 
 トルコ菓子の甘さには少しあきれるが、
運転手さんも休憩の合間にスイーツを
食べていた。
これは牛乳プリンのチョコレートがけ(ムハレッビか?)を
食べていた。
この甘さでは糖尿病の人も多いことだろう。
 昼食を済ませてパムッカレに向かう。

ホテルリクソスのレストラン
このウオシュレット水平方向に水が出るので
使い勝手が悪い、手で洗うのか?

ヒエラポリス、ローマ浴場跡

大劇場跡
 パムッカレの石灰棚の後方に広がるヒエラポリスは紀元前2世紀ごろに形成された都市の遺跡である。
ヒエラポリスとは『聖なる都市』という意味である。

この遺跡の高台に洞穴があり、その内部には有毒ガスが吹き出しており、吸い込むと死に至る。
司祭が少量のガスを吸い込んでトランス状態(宗教的儀礼の忘我・恍惚の状態)になり、神のおつげを人々に与えていた。
劇場は1万5,000人の観客を収容可能で、2世紀に建造された大浴場は博物館となっている。
 石灰棚は長さ3Km、厚さ300m、麓の平地から100mの高さになっている。
見たところ秋芳洞の石灰棚に似ている。

最近では温泉の湧出量が減り、時間を決めて温泉を流している。
下の看板が示すように石灰棚の場所によって温泉を流す時間が決められているようだ。
 石灰棚は上部から石灰成分を多く含む温泉が流れ落ち、
その石灰分が長い年月で結晶化したものである。
温泉は少し生ぬるく、石灰棚は少しぬるぬるして滑りやすい。

 パムッカレを見学後、デニズリ(DENIZLI)のホテル・サーマル・コロッセアに向かう。
サーマル(温泉の)の名の通り、ホテル内には温泉が沸いている。
露天風呂のような施設がプールの後方にある。
夜間、プールサイドでベリーダンスショウがある。(オプション)

ホテル・サーマル・コロッセア

コテージタイプです

ホテルのプール
ベリーダンスショウは見なかったので写真はなし・・

ホテルの室内
 パムッカレの石灰棚を見学後に駐車場に向かう石畳でつまづき、デジカメを壊してしまった。
念のために予備にもう一台用意していたので助かった。
もう一台はサンヨーのXactiだが、動画のほうに重点を置いているため静止画撮影には向いていない。
少し手ぶれを起こしやすく、暗いところでの撮影が少し弱い、タイムラグが大きい。
どちらにしてももう一台持ってきてよかった。
 夕食はバイキングだが少しごった返していた。
シンセサイザーによる生演奏をやっていた。
日本の曲も入れるサービスぶりを見ると、ツアーでかなりの日本人が利用しているようだ。
 
ご参考までに飲み物類の値段表
この時のレートは1YTLが約100円
   恒例の夕食のデザートのスイーツ類(一部です)、これを全部食べたら当然カロリーオーバーです。
 
サーマル・コロッセアでは無線LANは検出されたがアクセスキーが必要のようだ。
時間がないのでこのホテルでの接続はやめた。
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