ハンガリー・チェコ・オーストリア 2005年
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 2005年9月19日(月) 
チェスキークルムロフからメルクさらにウイーンへ
 
ペンションの朝食は8時からなので散歩に出かけてみた。かなり寒い。
昨夜、夕食を摂ったホテル”Ruze”の前を通ったら、団体客のスーツケースの積み出しをしていた。
結構、団体さんが利用しているようであった。
シティホールのあるスヴォルノスティ広場まで行ってみた。
自動車がつぎつぎ入ってくる、乗り入れ禁止になっているはずだがと思ったが、
車を降りるとシティーホールのほうに入っていった、職員らしい。
散歩して思ったのだが、クルムロフはかなり小さな町なのでここにわざわざ泊まる必要はなかたように思う。
むしろ国境を越えてリンツあたりで泊まった方がよかったかもしれない。 

 早朝のスヴォルノスティ広場
 ペンションで朝食を済ませて、午前9時から開く城の塔に登りに行った。まだ、だれも来ていなかった。
塔の上からの眺めは最高だった。
しかし旧市街の向こうに高層のアパートかマンションのような建物が見えるのが少し問題だ。
帰りにコンビニがあったのでミネラル・ウオーターを買うため入ってみた。
早朝から店を開けているのは意外だった。化粧品類なども置いてあった。
比較的品数が多く値段も日本より安いとの妻の感想だった。
ミネラルウオーターのガス無しということをレジの女性に確認したのにガス入りだった。
かなりいい加減。
 
城の塔
 
早朝のヴルダヴァ川、左にクルムロフ城
 10時頃にペンションを出発した。
国境まではそれほど時間はかからなかった。
待っている車もほとんどなくパスポートに出国印を押してすぐに通過した。
オーストリア側の高速道路の通行券を買うため国境を出たところのコンビニに入って聞いたが置いてない。
向かいのガソリンスタンドに行くように言われた。
それで向かいのガソリンスタンドに行ったら10枚綴りならあるがバラはないとのことだった。
まあ、途中で買えばいいだろうと車を走らせた。
 
 
チェコとオーストリア国境、前方はチェコ側の検問所、
後方にオーストリア側の検問所がある。
観光バスが入国審査のため止まっている。
赤色の小屋は両替所。
(ここの交換レートはあまりよくない)
 
速道路を出たところで立ち寄った
ショッピングセンター。
スーパー、専門店、2階に軽食レストランあり。
トイレあり、無料。
(下の地図参照)
 国境を越えたと思ったらまた検問所がある。
今度はオーストリア側の検問所だった。(そうするとこの間の部分は??)
ミシュランの地図では道路は大分曲ったりしながらA1に入ることになっていたが、
いつの間にかA1に入っていた。どうも新しい道路が出来ていたようだ。

A1に入って予定通りEXIT90で高速を出る。 Pochlarn という町にトイレ休憩に向かう。
ちょうどショッピングセンターの駐車場が見えたので車を止める。
かなり大きなショッピングセンターで中のスーパーでミネラル・ウオーターとジュースを買ってトイレに行った。(無料だった)
後は元来た道を少し引き返しラウンド・アバウトでメルクの標識に向かって進んでメルクに到着した。
 
メルク修道院が道路の右手の丘の上に見え、左手にドナウ川が流れている。
交差点で左折し細い橋を渡れば駐車場だった。ここは無料。
車を置いてメルク修道院に向けて歩く。
町の入り口にあの有名なホテル・シュタット・メルクがあった。
閑散とした町かと思ったが意外とにぎやかだった 
 
メルク修道院入り口
 
メルク修道院、国道側から
 
 
らせん階段
底に鏡があって深く見えるようにしている
 
教会内部
墓の側面がガラス張りのがあり、
骸骨に服を着せたのえるのがあった。
少し不気味だ
 
メルク修道院のバルコニーからドナウ川を望む

メルク修道院の図書館
超豪華、プラハのストラトフ修道院の
図書室より数段すごい。
本もきれいに保存されている
 メルク修道院と『薔薇の名前』
ウンベルト・エーコ(イアタリアの数学者でもある)のベストセラー小説を映画化したもので
この中で出てくる図書室のモデルがメルク修道院の図書館ということになっている。
北イタリアのベネディクト修道院にフランチェスコ派の修道士ウィリアム(ショーン・コネリー)と
弟子アドソ(クリスチャン・スレイター)が、会議の出席のためにやってきた。
しかし、その修道院で殺人事件が起きる。その真相は・・・・・。
中世の修道院の様子がおどろおどろしく表現され、なかなかよかった。
 
 メルク修道院を後に再度、高速道路に入り、ウイーンに向かう。
レンタカーの返却時間は午後5時、返却場所はウイーンならどこの営業所でもいいとのことだったので
市内のケルトナーリングにした。
4時半には市内に入り、楽勝かと思ったがかなり渋滞気味。
記憶違いかもしれないが、6年前にはこれほど車が多かったようには思わなかったが・・・。
道路左手に運河と地下鉄が見えてきた。
今夜の泊まりのホテル・アナナスが右手に見えた。方向は間違っていない。
 
ウィーンのハーツの営業所
  カールスプラッツに近づいたら左手に”HERZ”の看板が見えた。
左に曲がって営業所の前に止めようとしたが逆向き一方通行。
仕方なく市電の通っている道路へ左折、歩道が工事中で停車出来ない。
仕方なく次の信号で右折、さらに左折、これ以上うろうろしたら場所が分からなくなるし、時間も過ぎる。
車を止め、営業所まで歩いて行き、係の人を連れてきてその場で車を返却

Herzの営業所
まっすぐ直進して前に止めようとしたが逆向き一方通行
左折して正面に止めようとしたら前が
工事中で止めるスペース無し・・・・。 
 カールツ・プラッツまで歩いて地下鉄に乗り、ホテル・アナナス(1997年開業)に到着。
このホテルは地下鉄の駅のすぐ前にあり、地の利がいいのでウィーンでの泊まりに予約していた。
正解でした。しかし、団体客が多くて朝食時に食堂が混み合うのが少し問題。
テーブルを詰めておいてあるのでかなり窮屈。部屋はバス付きで設備は申し分ない。

ホテルで少し休憩してブタペスト行きの列車の切符をウイーン・ミッテ駅まで買いに行った。
指定席を頼んだつもりだったが後で見たら乗車券だけだった。
指定席が必要でない理由は列車に乗ってみて分かった。
ミッテ駅の2階のレストランで食事を摂った。
イタリア料理がメインのようだ。
隣の席で尼さんが1人で食事をしていた

ホテル アナナス
アナナスとは”パイナップル”のこと 
食事が終わった後、市内をうろついてみた。
シュテファン寺院がまだ開いており、中に入った。
照明はほとんど消されており、パイプオルガンの演奏が流れていた。
練習でもしているのだろうが、暗い教会の中でのパイプオルガンの音色は少し不気味な感じだった。
王宮の方に行ってみたがここも照明がされており、夜景もすばらしかった。
ウイーンミッテ駅の乗車券売り場

夜のシュテファン寺院(少し不気味) 
 
夜の王宮 
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