ハンガリー・チェコ・オーストリア 2005年

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2005年9月21日(水) ウイーンからプラハへ 
 
ウィーンからブタペスト
 8時38分発のブタペスト行きの列車に乗る。
混んではいけないと思い、発車30分前に駅に行く。列車はすでにホームに入っていた。
がら空き状態で発車、これだけがら空きでは指定席は必要ない。
それに指定席と言ってもただ普通席にリザーブのカードをいれるだけ、なんとでもなるわけだ。
例のごとくコンパートメント形式、車両は古い。
となりにハンブルグ行きのICEが止まっていたが、こちらはかなり新しい。

ウィーン西駅
ブダペスト行き列車

ウイーン西駅
右がユーロスター、
左がブダペスト行きのぼろ列車 
 
コンパートメント形式の列車
途中で一時停止したりでのそのそ走る。
国境近くでオーストリア側の係官が回って来てパスポートに出国印、
その後すぐハンガリー側の係員がやって来て入国のハンコを押してくれた。
途中で枯れたひまわり畑が広がっていた。
また風力発電の林立している平原があり、ハンガリーでもかなり風力発電が行われているらしい。

案の定8分遅れでブタペスト東駅に到着。
かなりレトロな駅であった。
人混みは少ないがまたスリに狙われないか少し緊張した。 
 
ブタペスト東駅、レトロ感覚で情緒がある
 

48時間有効のブダペストカード
乗り降り回数が多ければ
切符を買う手間が省けお得
  ブダペスト・カードを購入、名前、日付、時間を書き込んで
開始から48時間有効、市電、バス、地下鉄乗り放題。
地下鉄駅の入り口で検札にぶち当たった。
どうも切符に入場印字をしていないものをねらい撃ちにしているようである。
カードを提示して通過OK。
交通機関の切符の料金制度が複雑で短時間では理解できないので
とにかくこれの方が便利がいい。
M2で南駅に向かう。
今夜の泊まりのMERCURE BUDAは駅のすぐ横だった。
チェックインには早いので荷物を預け、
ブタペストカードで割引(50%)になる市内ツアーがあるか
フロントで聞いたらここで予約と支払いが出来るとことで予約して引換券をもらった。
結局チップを払ったので割引になったかどうか分からない。
 
ホテル・メルキュール・ブダ、かなり新しい
  時間があるので昼食に西駅の横のMACに出かけた。
ヨーロッパで”一番豪華なMAC店”と地球の歩き方に書いてあったので行ってみた。
ケチャップかマヨネーズかというのでケチャップで頼む。
後で領収書を見たら、ケチャップ代がとられていた。
日本ではただなのに???
確かにアールヌーボー調でなかなか雰囲気がいい。
地下のトイレは有料だった。
 
ブダペスト西駅の隣のマック
ヨーロッパで一番豪華とのことだが・・・

マックの内部、地下に有料トイレあり
(マックで食べるのだから無料にしろ・・・) 
 

味は日本と変わらず。値段は物価に比べると高い?
  そろそろガイドツアーの時間が近づいたのでバスの発着するエリザベート広場に向かった。
少し年期の入った小柄な女性がガイドさんだった。
ガイドは英語とドイツ語で交互に解説、うまいものだ。
ガイドは女性で”小森のおばちゃま”みたいな感じの人だった。
.案内説明が日本語のテープでヘッドホーンで聞けるようになっていた。
 
Budapest Sightseeingの経路

正面の棒を持っているのがガイドさん
テープの方はタイミングが合わずいいかげん。
仕方がないので英語の解説聞き、本の解説を読むことにした。
英雄広場、ゲッペールトの丘、漁夫の砦と要領よく回ってくれた。
これで市内の大体の名所の位置が分かった。
明日はブダペストカードをフルに使って市内を回る予定である。
 英雄広場  
英雄広場のアルパードの像(正面)
マジャール人を率いてハンガリーにやって来た。
彼の子孫が初代ハンガリー国王イシュトバーン
 
英雄広場の天使ガブリエルの像
手に持つ十字架が複十字になっている
 
ゲッレールトの丘より望む
 伝説ではローマ法王ジルヴェスター二世の前に大天使ガブリエルが現れ、
イシュトヴァーンをキリスト教国の王とするよう告げたとのことである。
ガブリエルのもつ二重の十字架は、イシュトヴァーンがキリスト教と
政治の両方を支配していることを示している。
   
マーチャーシュ教会
マーチャーシュ教会は十三世紀に建築され、十六世紀トルコの支配下にモスクに改築された。
その後十九世紀に現在の形になった。
 漁夫の砦
 イシュトバーンの像
 
漁夫の砦からドナウ川を望む、川の向こうに国会議事堂
  約3時間でツアー終了し、エリザベート広場にもどった。
再度地下鉄に乗り、ホテルに戻りチェックインした。
部屋は割合きれいで広く、バスタブも付いていた。
  携帯のデジカメ記録用のSDカードをコンピュータに移した方がよいかと考えたが
USBアダプタを持て来なかった。
それで買いに行くことにした。
地下鉄で一駅のモスクワ広場行き、MAMMUTというショッピングモールに行った。
3階のコンピュタ売場でSDカード用のUSBアダプタを買おうとして値段を聞いた。
3750FT(約2700円)、カードかユーロかどちらか使えるかと聞いたが
どちらもだめとのことで買うのをやめた。
SDカードの容量を調べたら十分に余裕があった、まだ半分も使っていなかった。
地下のスーパーでミネラルウオターを2本買った。
一番格安の43Ft(約30円)、お菓子類は以外と高い、キットカットも少し高い。
 
ビールの売り場
 
 
ショッピングセンターの店内案内パンフ
  ブダペストの夜の街は以外と暗い、プラハの方が明るかった。
夜間歩き回るのには少し、危険な感じする。
地下鉄の車両が古く、窓に落書きあったりして汚い。
これもプラハの方がきれいだった。
また通路にゴミが転がっているし、
あまり道路も清掃が行き届いているとは思えない。。
 
地下鉄駅のエスアレーター
 
プラハの地下鉄
エスカレーターはプラハほど速くない。
しかし駅はかなり地下の深いところに作られている。 
 夕食はホテル内のシェフのおすすめ3品22ユーロ(コーヒーは別料金)
肉料理と魚を別々に注文した。
七面鳥の付け合わせにブルーベリーが付いていた。
酸味があって意外と合う。
魚料理には付け合わせにチェコのクネドーリキに似たようなものが付いていた。

夕食の肉料理(七面鳥)付け合わせにブルーベリー

魚料理(サーモン)

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